嘘つきは誰だ!?

最近、「911ボーイングを捜せ」というビデオを見た。


アメリカの「911同時多発テロ」の検証ビデオだが、多くの疑問を投げかけている。


ビートたけしのいつかの番組でも、ペンタゴンアメリカ国防総省)への攻撃は、どう見てもボーイングではないと思われるが、誰がどんな理由で嘘をついているのだろうかいうような事を言っていたように思う。

その時の映像にも映っていたが、巨大なボーイングが激突したにしては、少ない被害で、しかもボーイングの機体の欠片も発見されていないという矛盾は、どう説明したらよいのか誰も分からない。


私もその番組を見て、少なくともペンタゴンに激突したのは、ボーイングではなくミサイルのようなものだったろうと思えた。しかし、世界貿易センタービルに突っ込んだのは、テロリストに操縦されたボーイング旅客機だと思っていた。


しかし、このビデオを見てみると、それも怪しくなってくる。


偶然、その飛行機を目撃したどこかのテレビ局の関係者が、その飛行機には窓が無かったと証言したり、他の目撃者も「あれはアメリカン航空じゃない」と叫んでいる映像が映っていたからだ。

しかも、北棟に激突した飛行機にも、南棟に激突した飛行機にも、激突する寸前に謎の発光が起こっている。


誰が何のためにこんな事をする必要があるのだろうか。
そして、誰であれば、それが可能なのだろうか。


「性と暴力のアメリカ」と言う本に、

連邦政府が強大な権力・軍事力を保持することを回避しようとする考えは、それなりに合理性を持っている。しかし、その代償としてアメリカは民間への武器の普及や自警団の発達という事態を抱え込むことになった。そして、こうした武装社会の弊害を取り除こうと、連邦政府の治安維持機能を強化したとき、もっとも恐れていた国家権力の濫用が頭をもたげ、連邦政府自体が巨大な犯罪組織ではないかという疑惑が浮上したのである。 P.110

という文章がある。ここでは、キング牧師暗殺事件に関連した問題での文章であるが、この「911テロ」の真犯人を暗示しているような文章である。


わたしも、このビデオを見てからは、アメリカの死の商人=「軍産複合体」の仕業ではないかと疑っている。現在のアメリ連邦政府は、この「軍産複合体」に牛耳られて、ウォー・エコノミー(戦争による経済の発展)を追求しているのではないのかと推測している。


そして、我が日本はそのアメリカにどこまでもついて行くと言っているのだから、日本の将来が思いやられる。


「人間を幸福にしない日本というシステム」という本に、「偽りのリアリティー」という言葉が出てくるが、私たちは真実を知らされる事なく、偽りを信じ込まされ、疑問を持つことなく、コントロールされ続けているのかも知れない。


私たちは、この「偽りのリアリティー」から覚めない限り、本当の幸福な社会を築く事は出来ないだろう。


参考
「性と暴力のアメリカ」 鈴木透著 中公新書 1863
「人間を幸福にしない日本というシステム」 カレル・ヴァン・ウォルフレン著 新潮社
9・11事件の真相解明「ビートたけしのこんなはずでは!!」
虚構の9・11テロ事件