放射能汚染列島

私は、高校時代から環境問題に興味を持ち、色々調べて来ました。


前にも書きましたが、水俣病との出会いがその始まりでした。


今だに、水俣病問題は続いてします。
早く幕引きをしたい政府は、期限を区切ってすべてを終わりにしようとしています。


今回の福島第一の原発事故にも同じ構図が見えるのです。


テレビ・新聞等での、放射能安全キャンペーン。


「少しぐらいの放射能の発がんリスクは、タバコの害以下です。」
放射能の害なんて、大したことはないんです。」


御用学者の放射能大したことないキャンペーン。


水俣でも同じような事がありました。


実は、見せかけだけの浄化設備を作って、もうこれで安全ですと宣伝し、
その結果、多くの水俣病患者を増やしてしまったという史実があるのです。


そういう事があったのに、誰が責任を取ったのか?
誰も責任を取っていません。


そして、この無責任体質が今も続いているのです。


そして、今また、震災がれきの広域処理。 誰がこれを求めているのでしょうか?


復興マネーに群がる企業等が、求めているだけではないのでしょうか?
本当に、地元の人々が、がれきの広域処理を求めているのでしょうか?


私には疑問です。


私の敬愛する宮脇昭教授が提案されている、「森の防波堤」を東北一帯に作ればいいではありませんか。
津波常襲地帯に、「森の防波堤の万里の長城を作ればいいではありませんか。


6月3日に報道STATION・SUNDAYで放映された、「特集・がれきで〝森の防潮堤〟84歳学者の挑戦に密着 」(「原発のない社会をめざす会ブログ」より)を、是非見て頂きたいと思います。


また、[瓦礫を活かす「森の防波堤」が命を守る]−植樹による復興・防災の緊急提言学研新書・\780+税)も、是非読んでみて下さい。


広島で自分自身も被爆し、軍医として被爆患者を見てこられた、肥田舜太郎先生もおっしゃっていましたが、すでに日本は放射能に汚染されているのです。
日本中どこでも、すでに放射能で汚染されているのです。


もちろん、福島のような高濃度ではありませが、薄く広くすでに汚染されていると思っていた方がいいでしょう。
この、狭い日本に54基もの原発があったのだから、汚染もほぼ、全日本に広がっています。


実は、私も放射線測定をしていました。
チェルノブイリ以後の数ヶ月だったか?数年だったか?
(ちなみに、当時の平常値は100前後だったと思います。現在は、110前後です。)


そして311以後、少ししてまた測定を始めました。


新しいデータは、SkyDriveの放射線測定記録 で公開していますので、自由にご覧下さい。


私の放射線測定記録を見てもらえれば分かると思いますが、プルサーマルをしている3号機は、他の1・2・4号機より高い放射能を出しています。(玄海原発、発電機出力・排気筒モニタデータ[佐賀県環境放射線モニタリングシステム]より)


そして、別データとして抽出している2011年12月10日より2012年3月20日のデータのように、九州電力は影響はないと断言していましたが、玄海原発3号機の冷却水ポンプ主軸破損の影響と私は見ている、高い数値が出ています。
データは嘘をつきません。(計器の故障等があれば別ですが、その兆候は見受けられません)


震災がれきの広域処理は、放射能の広域拡散になるでしょう。


お母さん達の直感が正しいのです。
誰にとっての安全なのでしょうか。
大人にとっては安全でも、胎児や乳幼児にとっても、本当に安全と言えるのでしょうか?


福島第一の事故で汚染水を海に放出する時も、十分薄めているから大丈夫という人間がいましたが、食物連鎖と生物濃縮」の問題をどの程度分かって言っていたのでしょうか?


それ程無知な人間たちが原子力を扱っている事は、恐怖でもあります。


原発を動かせば動かす程、核のゴミは増え続けます。核のゴミを10万年も誰が管理するのでしょうか?

「電気は今の人間が使い、そのゴミは次世代へとツケ回しする」それが、本当に文明人と言えるのでしょうか?


それとも、これほど原発固執するのは「核兵器開発」をもくろんでの事なのでしょうか?


日本に真の民主主義があるならば、もうそろそろ答えを出さなければならない時でしょう。
そうでなければ、311以後は始まらないのですから。

きれいな電気を使いたい!

「♪原発原発、いらんばい、ほかの電気でよかろうもん♪」


2011年11月13日福岡市舞鶴公園「さようなら原発!福岡1万人集会」の後の、デモ行進で叫ばれていたシュプレキコールの一つです。


私たちは、放射能を出さないきれいな電気を使いたいのです。
出来れば、排気ガス等も出さない、再生可能エネルギーのきれいな電気を使いたいのです。


しかし、まだ稼動している原発があります。放射性廃棄物を作り続けている原発があるのです。


振り返ってみると、現在の状況は、311から9ヶ月、2012年に入ってしまったけれども、チェルノブイリ以後の状況と酷似しています。
いまだに、安全性を確保して、原発を運転するというような、馬鹿げたことをまだ主張し続けている政治家や財界人がうようよいます。


今、「高木仁三郎著作集・脱原発へ歩みだすI」読んでいますが、高木さんが書かれているチェルノブイリ原発事故後の当時の状況とそっくりです。


以下引用

 この米ソ協調ぶりは、いつか来た道、スリーマイル島事故後のことを思い出される。事故直後のほとぼりがさめると、アメリカでは各種の公式報告が出て、「大変な事故だったが、人間や環境への実害はなかった」と大キャンペーンをはった。世界各国の政府や産業界もそれを唱和し、マスコミも動かされ、アメリカ非難の好きなソ連も、なぜか静かだった。そして、スリーマイル島の事故は記憶の彼方へと追いやられた。
 あの経過が米ソところを変えて繰り返されようとしていないだろうか。そんなことになったら、それこそスリーマイル島チェルノブイリに次ぐ、第三の破局はさけられない。米ソ協調の安全宣言が始まった今こそ、要注意である。


  上記本のチェルノブイリ月誌の小文 「二つの岐れ道」 1987年7月 より


そして、第三の破局が来たのです。311福島第一原発事故として。


政府は「冷温停止」等と、格納容器が壊れていない通常運転時の用語を使いことさら安全性をアピールしようとしていますが、とんだ、誤魔化し嘘でしかないのです。
原子炉内の状況がはっきり分からないのに何が「冷温停止」なのでしょうか?


このままいくと、現在停止している原発の再稼動も始められてしまうのではないかと、強い危機感を持っています。


今止める事が出来ないと、いづれ第四の破局、地球の破局が訪れるでしょう。


放射能にまみれた地球では、私たちの子孫は生き延びる事が出来ません。


今こそ、お任せ民主儀を脱して、私たち自身で新しい未来を創りましょう。


私は、その為に、「九州玄海訴訟」原告団に参加しました。
(参加費、5000円 申し込み締め切り、1月15日です。参加どうぞよろしく。)


なくそう原発!九州玄海訴訟 
九州玄海訴訟弁護団のページ


これを読んでくださってるみなさんにも、それぞれの地域で近くの原発を止めるために、力を尽くして頂ければと願います。

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さようなら原発 1000万人アクション
九州・沖縄・韓国に住む市民でつくる さようなら原発!ネットワーク
未来ネット佐賀ん会
さよなら原発 福岡1万人集会 舞鶴公園に結集 by 福岡ロハス (YouTube)
さよなら原発!福岡一万人集会 (YouTube)
さよなら原発 福岡1万人集会03 (YouTube)
さよなら原発!福岡1万人集会動画 (YouTube)
3.さようなら原発!福岡 1万人集会 (Ustream.tv)

さようなら原発5万人集会

9月19日の、明治公園でのさようなら原発5万人集会に参加して来ました。


地元新聞で6月中旬に、集会開催の記事を読み、敬愛している内橋克人さんも呼び掛け人になっているということもあり、歴史的な転換点に、是非とも立ち会わければと思い参加して来ました。


代々木の駅に降り立つと続々と人が詰め掛け、本当に多くの人が集まるのだろうかと心配していましたが杞憂でした。


私は、何の組織の関係もない個人参加でしたが、色々な幟旗を見ていると各地の労働組合とかが多そうでしたが、市民団体の旗もかなり見られ、今までのこういう集会と一線を隔していると思いました。


5万人の予定が、会場に入り切れないような大混雑で、6万人の人々が集まってくれたという事で非常に嬉しく思いました。


集会後のデモ行進にも参加して新宿まで歩きましたが、飛び入りで入れてもらった集団の隣の人も個人で参加していると言っていました。(60歳代のご婦人でした)


警察の発表によるとデモ参加者は3万人との事でしたが、この集会の事を知らない東京の人達は、このデモ行進を見て、何事かと驚いている様子でした。


この後におよんでも、野田首相は安全性を高めて原発を再稼動させると、訳の分からない事を言ってますが、原発を運転すればする程、放射性廃棄物というツケを子孫に大量に残す事になると言う事の理解がほとんど無いようです。


前のブログには、放射性廃棄物の管理について、数百年と書きましたが、それは洗脳されてしまっている多くの人たちに、原発を止めたいがためにことさら大げさに言っているのではないかと思われる事を恐れての事でした。


今はすでに、311福島第一の事故により、放射性廃棄物半減期がどれくらいなのかという情報がメディアで流れていますので、その心配は少しはなくなりましたが、プルトニウムなどは半減期2万4千年で、それこそ半永久的に子孫に核のゴミの管理を押し付ける事になるのです。


それでもなお、原発を動かそうという人々は何を考えているのでしょうか?!


日本の未来を、一部の政治家や財界人や官僚にまかせていては、私たちは生き延びられないのです。


今度の事故を予想も出来なかったような先見性のない人々に日本の将来をゆだねる事はできません


私たち一人ひとりが自覚を持ち、お任せ民主主義から脱却しなければならないのです。


さようなら原発1000万人アクション

9.19「さようなら原発集会」〜6万人が参加(YouTube)

大江健三郎さん、鎌田慧さん〜講演会「さようなら原発}(YouTube) 

孫正義の英断

2〜3日前に、ソフトバンク社長の孫正義氏の「エネルギー政策の転換に向けて」という、自由報道協会主催の記者会見の動画を見ました。


数週間前、新聞で孫さんが持続可能な自然エネルギーを広めるための財団を作るという記事を見ていたので、すごい事だなと思っていましたが、この記者会見を見て、孫さんの本気度や危機感が感じ取れました。


こういう人が目覚めて、しかも、すぐに行動してくれるという事は、本当に感動です。


私も昔は、反原発運動に関わっていましたが、なんら聞く耳を持たない行政・電力会社・政治家・御用学者の対応に無力感であきらめていました。


ただ、近くにある原発で今回のような事故が起こらないようにと祈ることくらいしか出来ない状態でした。


チェルノブイリ以後、「次は、日本かフランスだろう。」というのが、反原発運動に関わる人間の一つの共通認識でしたが、それが実際にやって来てしまったのです。


どうして、こうなってしまったのか。
何が、真の原因なのか。
どうすれば、このような過ちを繰り返すことが無くなるのか。


本当に、私たちは真剣に考えなければなりません。


欺瞞に満ちたこの社会の在りようを、どのように変えていくのか。
一人一人が考えなければならない時が来ているのです。

ミナマタ・薬害エイズ・狂牛病... そして、福島第一

久しぶりの復活です。IDはすでに削除されているものと思っていましたが、ログイン出来て良かったです。


3月11日の東日本大震災と福島第一の原発災害を見て、やはり発信する事が必要ではないかと
思えてきて再びパソコンの前に座っています。


実は、3日程前にエディタで書き用意した文書があるので下に貼り付けます。

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ミナマタ・薬害エイズ狂牛病... そして、福島第一


東日本大震災、そして、福島第一原発の事故が起きて、1ヶ月が経とうとしている。
津波による原発災害の報道を見ながら、泣きたいような腹立たしいような妙な気分に
なってきた。


こんな気分になるのは、高校3年の時、水俣病の記録映画を見て以来のことだ。
その時思ったことは、「人間って何だろう」「社会って何だろう」という疑問だった。


いつまで、日本の政治・行政は、同じ過ちを繰り返すのだろうか?


水俣病薬害エイズは、色々な方面からの警告や忠告を無視して、被害を拡大させた。
狂牛病は、EUからの忠告を無視して、日本でも狂牛病騒ぎを起こしてしまった。


水俣病は、約50年間かかってようやく、解決しようとしている。


すべてに共通していることは、一体何だ。


そこには、自然に対する傲慢さ、官僚・政治家の無知、政官業の癒着、御用学者の跋扈
がある。


現在の原発災害で、喫緊の課題は、ヨウ素剤の配布」ではないのか?


もちろん、原子炉を安定的に冷やし、放射性物質の拡散を防ぐことが最重要ではあるけれど、
すでに放射性物質の汚染拡散は広がっており、その対処も早急にする必要がある。


せめて、50km圏内の幼児から高校生ぐらいまでには、早急にヨウ素剤を飲ませるべきではない
だろうか。
(フランスからも忠告があっているようだが、どうして躊躇しているのだろうか?)


政府は、原子力安全保安院原子力安全委員会の意見を聞いてといつも言っているが、
「水素爆発はない」と断言した、原子力安全委員会の委員長たちの言うことを信用できる
と思っているのだろうか?


彼らは、原発の推進者であり、原子力村」の一員である。そんな立場の人間が、客観的な判断が
できるのだろうか?


私には、どうしても安全側にバイアスがかかってしまうのではないかと思える。


今まで、さんざん二重も三重も安全装置がついているから安全です安全ですと言い続けた立場の
人間が、客観的な判断ができるとは到底思えない。


今回の電源喪失の可能性についても、高木仁三郎さんをはじめ、良心的な科学者たちが80年代から
指摘してきた事だった。


しかし常に、そういう事は起こり得ないと言い続け、真摯に対応してこなかった結果が、
この事故なのである。


しかも、原発には、高レベル放射性廃棄物という「核のゴミ」を子孫に押し付けるという、
世代間倫理の問題もある。


自分たちが電気をジャブジャブ使ってきたツケを、子孫に回すということだ。


しかも、核のゴミは数百年から数千年の管理が必要なのだ。


津波についても、古文書などによると三陸海岸のあたりで約30mの津波が来たという記録が
残っていると聞いている。


本当に安全な施設ですというには、30m+αで想定するのが、当たり前ではないのか?
立地が三陸ではないのでと言っても、その半分の15mぐらいは想定するのが、普通だと
思うがどうだろうか?


ここにも、自然を甘く見ている傲慢さがある。


私たちは今、福島第一原発の事故をきっかけに、根本的なパラダイムの転換を図らなければならない。


カネ中心、経済第一主義、効率主義から、リスク低減・生命重視・持続可能性重視の社会作りを
はじめなければならない。


今、学ばなくて、いつ学ぶのか?


私たちの存在意義は、生命をつなぐこと、文化を伝え続けることにあるのだから。

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昨日、4月10日の新聞に、福島第一原発津波の高さは15mだった、と書いてあった。
災害伝承をどう分析し、どう地域防災に生かすかも、本当に重要な事だと改めて思った。

嘘つきは誰だ!? 2

911ボーイングを捜せ」に続いて、「テロリストは誰?」[第三世界に対する戦争:僕がアメリカの外交政策について学んだこと]というビデオを見た。


そして、なぜこの世界がこんなにも混乱し悲惨な状況になっているのかという疑問の一端が解けたような気がした。


前回で少し紹介した「人間を幸福にしない日本というシステム」という本を初めて読んだ時も、水俣病以来の環境行政などが、なぜもかくもいい加減ででたらめなのかということについて「目から鱗」のように感じたが、このビデオも同じような感じで、やっと疑問が氷解した思いだ。


現在の日本でも年金問題など様々な欺瞞が今も続いているが、アメリカでは、もっと酷い事が行われているという事だろう。但し、自国民に対してではなく、弱い立場の国々に対してではあるが、対テロ戦争の名目で、アメリカ国民に対してもその圧力が益々強まっているようだ。


そうして、このビデオを見てもう一つ思ったことは、「これは、軍部の暴走によって日中戦争から太平洋戦争へと突き進んでいった当時の日本と同じではないか」という思いだった。そうするともうすぐアメリカの破綻が来るということになる。まさに「驕れる者は久しからずアメリカの崩壊も近いということだろう。

 第二次世界大戦以来、アメリカ政府は朝鮮半島ベトナムカンボジアラオスエルサルバドルグアテマラパナマイラクソマリアユーゴスラビアアフガニスタンその他の国々で、何百万人もの無実の人々に対して、自由と民主主義を守るため、あるいは共産主義と戦うため、そして今ではテロと戦うため、という名目で爆撃を繰り返してきました。アメリカ政府がイラクキューバのような第三世界の国々に実施した経済制裁は、新しい大量破壊兵器となりました。
 大手マスコミ、あるいは企業メディアは、これらの真実を語ろうとしません。なぜなら、これらのことから利益を得ているまさに同じ企業がメディアの所有者でもあるからなのです。外交政策のことになると、マスコミはペンタゴンやCIAの見解をそのまま流します。私たちはみな生涯を通じて、「アメリカは自由と民主主義のために戦っており、我々は善人なのだ」と教えこまれてきました。そして大多数のアメリカ人は、世界の他の国よりもはるかに自由と機会と富に恵まれた生活をしているので、このビデオの中で伝えられているような真実を知ろうとすることはほとんどありません。
 私はアメリカ人が「集団的否定の心理」、一種の集団催眠にかかった状態で暮らしていると思います。大嘘の中で生きているのです。


 ー中略ー


 もしあなたが、もう一つの真実を知ることに興味があるならーーそれは恐ろしいことではありますがーーこのビデオを観るようにお勧めします。これらの残虐非道なことが私たちの政治体制によってサポートされ、私たちの払う税金で実行されています。
 そしてこの悪行は、アメリカ人が目覚め、自らその中止を決断するまで継続されるでしょう。


「テロリストは誰?ガイドブック」より
 メッセージ アメリカ国民のみなさんに訴える  フランク・ドリル(編集者)

嘘つきは誰だ!?

最近、「911ボーイングを捜せ」というビデオを見た。


アメリカの「911同時多発テロ」の検証ビデオだが、多くの疑問を投げかけている。


ビートたけしのいつかの番組でも、ペンタゴンアメリカ国防総省)への攻撃は、どう見てもボーイングではないと思われるが、誰がどんな理由で嘘をついているのだろうかいうような事を言っていたように思う。

その時の映像にも映っていたが、巨大なボーイングが激突したにしては、少ない被害で、しかもボーイングの機体の欠片も発見されていないという矛盾は、どう説明したらよいのか誰も分からない。


私もその番組を見て、少なくともペンタゴンに激突したのは、ボーイングではなくミサイルのようなものだったろうと思えた。しかし、世界貿易センタービルに突っ込んだのは、テロリストに操縦されたボーイング旅客機だと思っていた。


しかし、このビデオを見てみると、それも怪しくなってくる。


偶然、その飛行機を目撃したどこかのテレビ局の関係者が、その飛行機には窓が無かったと証言したり、他の目撃者も「あれはアメリカン航空じゃない」と叫んでいる映像が映っていたからだ。

しかも、北棟に激突した飛行機にも、南棟に激突した飛行機にも、激突する寸前に謎の発光が起こっている。


誰が何のためにこんな事をする必要があるのだろうか。
そして、誰であれば、それが可能なのだろうか。


「性と暴力のアメリカ」と言う本に、

連邦政府が強大な権力・軍事力を保持することを回避しようとする考えは、それなりに合理性を持っている。しかし、その代償としてアメリカは民間への武器の普及や自警団の発達という事態を抱え込むことになった。そして、こうした武装社会の弊害を取り除こうと、連邦政府の治安維持機能を強化したとき、もっとも恐れていた国家権力の濫用が頭をもたげ、連邦政府自体が巨大な犯罪組織ではないかという疑惑が浮上したのである。 P.110

という文章がある。ここでは、キング牧師暗殺事件に関連した問題での文章であるが、この「911テロ」の真犯人を暗示しているような文章である。


わたしも、このビデオを見てからは、アメリカの死の商人=「軍産複合体」の仕業ではないかと疑っている。現在のアメリ連邦政府は、この「軍産複合体」に牛耳られて、ウォー・エコノミー(戦争による経済の発展)を追求しているのではないのかと推測している。


そして、我が日本はそのアメリカにどこまでもついて行くと言っているのだから、日本の将来が思いやられる。


「人間を幸福にしない日本というシステム」という本に、「偽りのリアリティー」という言葉が出てくるが、私たちは真実を知らされる事なく、偽りを信じ込まされ、疑問を持つことなく、コントロールされ続けているのかも知れない。


私たちは、この「偽りのリアリティー」から覚めない限り、本当の幸福な社会を築く事は出来ないだろう。


参考
「性と暴力のアメリカ」 鈴木透著 中公新書 1863
「人間を幸福にしない日本というシステム」 カレル・ヴァン・ウォルフレン著 新潮社
9・11事件の真相解明「ビートたけしのこんなはずでは!!」
虚構の9・11テロ事件